バンコクでタイのビンテージ音楽のすっかりトリコになった後、次の旅先は自然とタイ東北部イサーン地方と決まっていた。イサーンでモーラム掘りまくるぞと決め込んだ。
でもインターネット検索するまでもなくイサーンにはレコード屋があるという情報など皆無だった。これはめぼしい場所を手当たり次第聞いて回るしかない。
そう考えてイサーン地方へ踏み込んだ。
やったレコードいっぱい!と勘違いしてしまう怪しげな古本屋とか…
綺麗で素敵なCD屋とか…
昔からあるCD屋(元レコード屋)の何回水を被ったか分からないバックストックとか…
カセットショップでいっぱい買わされたりとか…
音響機材屋とか…
骨董屋なんだか喫茶店なんだかよく分からない店とか…
カセットテープたくさん置いてある家電店とか…
怪しげな客引きとか…
とにかくレコード持っていませんか?とバンコクの喫茶店にいた娘に教えてもらった単語を駆使しイサーンで聞きまくって回ること計6日間。
その結果シングルいっぱい持ってるおばさまを発見し、ひと山とまではいかないけど、やっとのことでひとつかみ分ぐらいはなんとかゲッド出来た!
絶対数ははるかに及ばないけど、イサーン、さすが本場だけあってモーラムの出現率がバンコクと比べて段違いに高い。レーベル名がないマイナーモーラムと思しきものもチラホラ出てきた。この中ではBanyen Sriwongsaとの出会いが一番の収穫だ。
しかしレコード屋がない場所でレコード探すのがこんなにも大変なのかと思い知らされるタイ東北部への旅だった。次回はもっと深く潜らないと…
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