2017年7月25日火曜日

バルセロナ, Barcelona/Discos Revolver




カタルーニャの中心地、憧れのバルセロナ!
バルセロナで圧倒的に繁盛していたのがこちらDiscos Revolver。タリェス通り沿いにひとつ道を挟んで2店舗ある。こちらの写真は東側店舗の圧巻のエントランス!リーズナブルで品揃えがいいので4回くらい通ってしまった。


とある夜に狭い2階でレコードをザクザク掘ってた時、振り返るとフロアが客で溢れかえった光景が!この写真の中に14〜15人いる…思わず感動。


ご当地もの、カタランシーンの音源がすんなりと出てくる!そのへんイタリアと違うね。


Orquestra Mirasol/Salsa Catalana、9EU。
あとあと気がつくけどこのグループのロゴマーク、マドリードのメトロのマークのパクリ?カタランジャズロック重要作その1。


Les Musiciens Du Nil/Egypte、2EU。
衝撃的な安さに惹かれ購入。オコラの70年代中盤より以前の初期盤はヨーロッパでも高いけど、それ以降の黒ジャケット期はそんなに高くない。それにも増して安い!

バーリ, Bari/Wanted Records




南イタリアの東側、アドリア海に面する港湾都市バーリ。旧市街のクネクネした街区の白い街と新市街の碁盤目状の街区が対照的で印象的だ。
バーリで唯一中古レコードを扱うのがここWanted Records。店内は狭いがおおよそ3000枚くらいのレコードがギュウギュウ詰めで並んでいる。そして壁にはマドンナの日本盤CDが鎮座!


Nuova Compagnia Di Canto Popolare/Medina、10EU。
ナポリの老舗トラッドグループのメンバーリニューアル後、90年代初頭の作品。60、70年代の録音と比較するとかなりあか抜けて、というかアクが抜けて凡地中海的なワールドミュージック的な仕上がり。以前日本のレコード屋で視聴したけどスルー。でも気になっていたのでゲッド!

2017年7月21日金曜日

ミラノ, Milano/Metropolis Dischi




ミラノでもう一軒紹介。先に紹介したMetropolis dueの姉妹店?Metropolis Dischi。なんだか街はずれのへんぴな場所にある。


DVD部屋とレコード部屋に分かれていてレコード部屋はかなり広い!けどイタリアコーナーを掘れどもほれども、よかレコが出てこない。あっても高めのプライスライン。


他のコーナーも掘る。シングルもいっぱいあるけど、ありすぎて見る気が起こらない。結局2枚のみ。イタリアにはいいレコードはもう残っていないのかな…残念。


Claudio Dentes/Pantarei、9EU。
なんかどこかで見たことのある実験ジャケット、聞くのが楽しみ。このMirtoはCarnascialiaをリリースしていたレーベル。

ミラノ, Milano/Metropolis due




雪国を後にしやっと辿り着いた!カンタトゥーレ、歌の国イタリア!!極寒の国から逃避してきたせいか1月だけどあったかく感じる。チャオというあいさつが新鮮。
ミラノで一番の素晴らしいレコード屋がここMetropolis due。最寄りの地下鉄駅はMonumentale、中華系の集まった商店街のすぐ近くにある。


店内はこんな感じで広くはないけど細長い。レコード棚にレコードがギシギシに詰め込まれている。ここは探していたあんなレコードやこんなレコードがザクザク出てくる!
掘り終えたあと店主のロベルトとマウロ・パガーニなどベタなレコード談義。このブログを見せたら驚いてくれた。6枚購入、お会計で自動でディスカウントもしてくれた。ありがとう!後日ミラノ最終日も再訪し少し購入。


Canzoniere Del Lazio/Miradas、70EU。
トップオブトップワント!憧れの一枚が手に入った!!!


Tiziano Popoli, Marco Dalpane/Lezioni Di Anatomia、10EU。
ミラノ?のニューエイジ系レーベルから。まだ聴けてないから中身の音楽は分からない…


Caetano Veloso/Bicho、8EU。
カエターノのベースブリブリファンク期のアルバムが出てきた。さすが歌の国イタリア。歌の国同士シンパシーがあるのか、ブラジルの70年代以降の有名どころがたくさんある。カエターノの妹のレコードはザクザク出てくる。

2017年7月17日月曜日

クール, Chur/Hifi Zentrum




スイス東部のグラウビュンデン州の州都、クール。こじんまりした街で観光的には目を見張るものはない。隣町とかに行くとスキー場があって賑わっていそうだった。そんなクールでオーディオ屋兼レコード屋を発見。とても感じの良い物腰の柔らかなご老人が営んでいる。


店内のレコードは新品7、中古3くらいの割合。ブートなのかよく分からないけど新品は同じ会社からのリイシューがほとんど。鈴木勲とかありますね。


こちらのオーディオ売り場で視聴させてくれた。


Lotti Tauber/Roundabout Ways、7CHF。
謎のレコード出現!クルクルジャケにハズレはない!と自らに言い聞かせ視聴。ソロピアノのレコード。1曲だけミニマル良曲が…他に買うものもないので購入。

ミュンヘン, München/Die Tonabnehmer




ドイツバイエルンの都、ミュンヘン。広い市内にレコード屋がいっぱいある割にはさっぱりな釣り果…そんなくそ寒い状況を救ってくれたのがここ、わりと落ち着いた雰囲気の郊外の方にあるDie Tonabnehmer。
メトロ駅からトラム路線沿いにあるのでわりと便利。ミュンヘンのメトロでは車内で抜き打ち検札があるので注意!
開店時間がやけに遅い。かといって閉店時間は普通なのでピンポイントで時間を決めて訪れないといけない。


ミュンヘンの中心部、そしてイーザル川の東側のレコード屋は安くてもいい物がなかったり、高くて買えない店が多かったけど、ここはリーズナブルで品揃えもいい。英語さっぱり通じず少し苦労した。
他店と違いミュンヘンらしくECMが充実していたのでJazzコーナーからひとつかみ。クラウトロックも少々。店内にあるバキュームレコードクリーナーをしれっと使って洗浄してから視聴した。
8枚購入して、せがんだら6ユーロくらいまけてくれた!


Chick Corea/Return To Forever、8EU。
背なしの初期プレス!日本盤しか聴いたことがなかったけど、どんな音質なのか楽しみ!


Azimuth/Azimuth、12EU。
涼しげなスリーブのイメージ通りの音。声とピアノとシンセサイザーと管楽器のみ。今の季節にいい!


Jon Hassell/Power Spot、9.5EU。
日本で滅多に見かけないタイトルが出てくるのもうれしい。クルクルジャケにあまりハズレはない!


OM/Cerberus、7.5EU。
たくさんあったので…微かに香る民族的エッセンスが妙のグループ。スリーブデザインが最高!