2019年4月29日月曜日

ストックホルム, Stockholm/Fade Records

 
ストックホルムの中心街Katarina-Sofia。この地区にも徒歩で十分回れる範囲内にレコードショップが数件点在している。そのうちの一件がこのFade Records。The North Faceみたいなロゴだ。横着して撮影したのか、垂直の取れていない下手くそなアオリ写真はご勘弁願いたい。

随所にさり気なく洒落たインテリアが心憎い。新譜、中古半々といった品揃え。12インチを揃えているのがすばらしい。ワールドの新譜をチラ見するといい感じのセレクションだ。

奥の小部屋にもレコードがギッシリ。天井からぶら下がる黒い物体は星のオブジェ。エサ箱の下の棚に照明を仕込んでいるのは良心的で、これまた心憎い。

この中古コーナーの一角にあるスウェーデンものを物色。2枚セレクトし、店のスピーカーで流してもらう。知らない街で全く知らない音楽を探すのはいいもんだな。1枚だけ購入。

Iskra/Allemansrätt、160SEK。
ドン・チェリーインスパイア系、スウェーデンの集団チャント合奏もの。コロコロとしたピュアな音色がとても気持ち良い。

2019年4月13日土曜日

クラクフ, Kraków/Paul's Boutique Record Store

今日はRECORD STORE DAY。地元のRSDと無関係の昔ながらのレコード屋へ赴き買い物をするのが毎年の習慣になった。さて、今回はポーランド南部にある古都クラクフ。第二次大戦中に映画「シンドラーのリスト」でも描かれたユダヤ人迫害の舞台となった場所としてとても有名な町。町にはレコードショップもチラホラとある。

旧ユダヤ人街のほど近くにあるのがPaul's Boutique Record Store。小さなガレリアに面んする入り口にはエサ箱が置かれている。広くはない店内だが、天井が高いので狭苦しさは感じない。商品構成は中古と新品半々だろうか。ジャズコーナー、ポーリッシュコーナー、ワールドコーナーを中心にレコードを拝見。

ブティック風にマネキンが置かれた窓辺で数枚の謎のレコードたちを視聴。窓の向こうのアジアンレストランが気になってしかたがない。

Kwartet Jorgi/Kwartet Jorgi、30PLN。
ポーランドの異郷儀式系フォークグループの良いレコードを発見。