2020年10月17日土曜日

タリン, Tallinn/Tallinn Old Town Records

[ WAX made in the USSR / first round vol.1 ]


はっっ!!すんません、自分がブログを書いていることを完全に忘れていました。


そういえば、10うん年も使っているパソコンのOSが古すぎてsafariのバージョンがアップデートできないのですが、遂にgoogleに見放されまして、ブログをそちらから全く更新できないのでやる気をなくしていたのでありました。


予告からはや9ヶ月、いやいやもう9ヶ月、実際に旅してからもう数年!
新シリーズ「WAX MADE IN THE USSR」の第一弾が遂に始まりますよー

今回のシリーズで辿ったルートは上の地図のような感じです。バルト3国と呼ばれるエストニア→ラトビア→リトアニア。定番のルートであると思いますが、北から南にメチャメチャ移動してますね!


でも見てくださいを。旧ソビエト連邦の国々の地図です。

いじめかよ!
小さいです、バルト3国(15と10と8)。

ロシア(1)との面積関係でいったらアリンコと象ですね。いやーそれにしても広大な旧ソビエト圏。生きているうちに制覇できるのでしょうか。




さてさて、話はフィンランドのヘルシンキでトラムに乗車しているところから始まります。

ヘルシンキでトラムを降りる駅を一つ間違え、フェリー乗り場まで一駅分猛ダッシュする羽目になりました。しかし、そのくせフェリーは遅延しています。


げっそりしてフェリーに乗船し、船上でダンスしまくるおじさん、おばさんたちを眺めながら1時間ほどで夕刻にエストニアの首都タリンに到着しました


今夜のお宿に徒歩で向かう途中にレコード屋があるので立ち寄ってみると閉まっています。ネットの情報だとまだ営業時間内なんだけどな〜と思いつつ、今夜からお世話になる日本人の方が経営している宿へ。

翌日、出直してやってきたのは、旧市街に店がある昨夜閉まっていたTallinn Old Town Records。タリンの中では新しいレコード店。一応旧市街の観光地の只中にあるので非常に立ち寄りやす場所にあります。古い建物の半地下にあるので入り口の扉が小さく、天井が低く穴ぐらにお邪魔したような感じですが、店内は照明のおかげで明るく、レコードが見やすい。

後ほど登場するか、しないか、よく分からない同じタリンにあるレコード店「Raamatukoi Gramofon」に情報通で、とてもニヒルで、そしてとにかく話の長すぎる、という三拍子揃った店主がいるのですが、曰く、ここの若い店主はパッションを失いつつあるみたいに言っていましたが、ただシャイなだけのような印象を受けました。だけど、もしそうなのならばやる気を回復させてがんばってほしいもんです!

初めてソビエト連邦圏に入って初めて入ったレコード店。メロディア盤のかたまりを眺めながら、これからメロディア三昧になるのかぁ〜とトキメキ&興奮気味なのを抑えながら4枚セレクトし購入。

In Spe/In Spe、10EU。
エストニアのプログレッシブ・ロックバンドの85年作。ふわ〜っとしたシンセサイザーの音が気持ちよいドラマチックかつ、スリーブのポートレイトのように涼しげな良作。

つづく