2017年9月30日土曜日

ブリュッセル(Brussels)でひとっ掘り!




ベルギーのブリュッセルの街中はレコードショップだらけ。半日あれば何軒もはしごできるので楽しい街。レコード屋の看板が道のど真ん中にあるほどに今やレコードカルチャーは市民権を得ているようだ。


まずはVeals & Geeks。1時間ほどかけてみたけど買えるものは見つからず。
次にHors-Sérieという古本屋の2階にある店でオクシタンフォークなぞ3枚購入。


古本屋さんPêle-Mêle。奥にレコードセレクション。吐きそうになるほどシングルがあった。


新入荷からひと抜き!


最後はここThe Collector。ここはチビりそうなほどのレコードの量!


ロフトからの眺め。この背後にも大量にある。


地下へ続く階段にまで餌箱が…閉店間際に来たため何も発見できず!

2017年9月20日水曜日

パリ, Paris/Le Chat et La Souris




パリ9区にあるLe Chat et La Souris。ヴィンテージショップに付随してレコードセレクションがあるよとの触れ込みなので期待薄という事で、後回しにして雨のパリ最終日にやっとこさというかなんとなく訪問。
しかしここがパリで一番面白かった!物量的にはレコードショップに付随してヴィンテージセレクションがあるという感じ。よりによって移動の時間が迫っていて時間がない。オープン遅いし。慌てて見る。


世界各国からのワールドミュージックが特に充実してて1日掘っても飽きないくらい。店のオヤジもオススメをドンドン出して来て収拾がつかない。


レコードセレクション全景。地下にも倉庫があるよう。そっちは今度行ったらトライしよう。時間をかけて。


Colette Magny/Répression、15EU。
オヤジが地下から引っ張り出してきたレコード。演奏は鋭く尖ってるけど意外にポップだったような気がする。


Fanta Damba/Accompagnée À La Cora Par Batourou Sekou Kouyate、10EU。
マリの女性グリオ。お馴染みのSekou Kouyateのコラとともに滋養に満ちた演奏が重たいレコード担いでバキバキになった身体に染み入る。


Areski Et Brigitte Fontaine/Je Ne Connais Pas Cet Homme、30EU。
オヤジが歌の歌詞を英語に通訳してくれる。「アパートで火事が起こったけど、逃げない◎△$♪×¥●&%#?!…あーなんてクレイジーな歌だ!!」とおっしゃてた記憶が。

2017年9月19日火曜日

パリ, Paris/ここがパリの蚤の市?Espace Musique Marché Dauphine




蚤の市???
頭に思い描かれたイメージと完全に違うことに面食らいながらも週末の朝っぱらから餌箱に食らいつく。レコードをサクサクしていると段々とそんなことはどーでもよくなってくる。ここはクリニャンクールの蚤の市。の中のDauphineマルシェ(屋根付き2階建)。


このミュージックセレクションには10件くらいだろうか小さな店が肩を並べてレコードを売っている。このミュージックセレクションの場所から北方向へ進むと同じマルシェ内2階にレコード屋が2件くらいあり品揃えも◎


La Bamboche/Née De La Lune、5EU。
バルセロナでスペイン盤をゲットしてたけどオリジナルフランス盤で買い直し。やっぱりいい!あとはチベットとフィリピンのフィールドレコーディングを購入。

2017年9月17日日曜日

パリ, Paris/Superfly Records




予約してたリヨン発パリ行きの夜行バス。しかーしリヨンのバス乗り場を思いっきり間違えたせいで乗り逃す。緊急で40ユーロの余計な出費をして辿り着いたパリ。モロッコ以降から溜まったレコードが重すぎて腕がはち切れそう!安心安価なドイツから日本に送りたいのでまだまだ我慢せねば…
パリはレコード屋が多すぎるので必死に回っても4日くらいかかりそう。便利なレンタサイクルを駆使して20件くらいは行けたろうか?それと週末の蚤の市も忘れちゃいけない。そういえばパリ名物Paris Jazz Cornerに行くの忘れた…


こちらおリイシュー仕事で馴染みSuperfly Records。閉店1時間前に到着するとお客さんでいっぱいだった。ぱっと見、なんて事のない店内だけど、店の左側にウェストインディ諸島と西アフリカのレコードが異常に沢山にある!パリの胃袋のデカさ、パリにはこれを期待して来た!


写真じゃ伝わらないけど棚の奥行きが長く、量的に見るのがたいへん。


Super Rail Band Buffet Hôtel de la Gare de Bamako/Volume 1、30EU。
vol.2も合わせて何枚かあったので多分デットストック。Superflyは地球上の果てから眠っているレコードを発掘してくる作業も素晴らしい。派手さないけど聴けば聴くほどほれぼれするこのころのRail Band!


'Are'are/Flutes De Pan Mélanésiennes vol.2、10EU。
ソロモン諸島マライタ島の笛。秘境盤!vogueのこのシリーズは10ユーロまでなら買う。パリに行ったらケ・ブランリー博物館にも忘れずに行こう!


L'Ensemble Instrumental National Du Mali/Dah-Monzon Ou L'Épopée Bambara、10EU。
お隣りギニアの楽団を参考にして作られたと思しきマリのナショナル楽団。あああーマリに行きたい!いつか行こう。

2017年9月16日土曜日

ジュネーブ, Geneva/Dig It Records




フランスのリヨンに滞在中、日帰りでお隣りスイスのジュネーブに電車で行ってきた。電車の都合上4時間程しか入れないので超駆け足で市内散策。名物のレマン湖の大噴水を楽しみにしていたが、湖を目指している時ビルとビルの隙間からかろうじて見えた噴水がこの日最後の回。そんな残念さの元凶になったのがジュネーブ駅前にあるDig It Records。ここに最初に立ち寄ったのが、運悪く噴水をロストする原因に。


幕がかかった変な感じの入り口を入るとかなり広い店内。レコードがほとんどでちゃんと見たら1日楽しめそうなくらい!時間がないのでフランス、スイス、ワールドだけチェック。


ジュネーブでは他にカフェも兼ねるBongo Joe Recordsがオススメ。入った瞬間、店主の愛想悪いなと思うも、しばらくすると客が多すぎてテンパっているのがよく分かった。仕事が丁寧なナイスガイだった。色々あるけど店主の趣味で特にワールドミュージックが充実。アフリカものやタイのWaiphot Phetsuphanの85のLPが置いてあったりした。Brigitte Fontaineの「ラジオのように」を購入。終電がやばいので写真を撮ってる暇もなく足早に店を後に。


話をDig Itに戻して、ミュンヘンで買ったスイスのNimalというグループの別レコードが出て来て試聴したが値段と内容が釣り合わず断念。ワールドコーナーから1枚だけ。


Uakti/II、25CHF。
ヨーロッパではたまに見かけたブラジルの現代音楽グループのレコード。素晴らしいスリーブデザイン。

2017年9月11日月曜日

リヨン, Lyon/Sofa Records




西アフリカのレコードをネット検索するとよくひっかかってたのがここSofa Records。リヨンにあったんだね、と感心しながら入ってみる。
やっぱりワールドミュージックに力を注いでいるようで、小綺麗な店内にそこそこの品揃え。しかしワールドミュージックで特に欲しいものもないので地元ものを。


Colette Magny/Visage-Village、15EU。
初めてのColette Magnyのレコードを買う。フランスに花開いたフリージャズシーンの素晴らしき記録のひとつ。見開きジャケットの内側の写真も最高だ!

2017年9月9日土曜日

トゥールーズ, Toulouse/Paul Emile Vinyls




Saint-Rome通りの脇道にあるトゥールーズの雰囲気のいい店、Paul Emile Vinyls。感じの良いお母さんEmileとその息子Paul?で営んでいるみたい。


おしゃれな内装の店内。綺麗なお姉さんがトイレを借りている横のフォークコーナーを掘るもいいものは出てこない。


ワールドやジャズコーナーに狙いを変えてスペイン、ブラジルものを2枚だけゲット。


Teca & Ricardo – Caminho Das Aguas、7EU。
フランスで活動したブラジル人デュオ。今さら初めて聞いたけどとてもお気に入りのレコードになった。他のアルバムも買っとけばよかったな。

トゥールーズでひとっ掘り!




フランスのオクシタニアの中心都市トゥールーズで1日だけレコードをサクッとひとっ掘り。
まずはキャピトル広場で露店に出くわす。ヒシヒシとレコードブームを超えた文化を感じる。


Anne & Gilles/Anne & Gilles、5EU。
Le Chant Du Mondeレーベルからフォークデュオ。袋をくれないから手で持って歩く。


キャピトル広場からすぐのNEW BULLITT。


Est-ce Bien Raisonnable?/Est-ce Bien Raisonnable?、10EU。
オクシタンレーベルRevolumからジャズっぽいものを。気持ち悪いイラストのジャケット、袋をくれないから手で持って歩く。


これまたすぐの場所にあるCroc Vinyl。オクシタン、南仏のローカルものがザクザク。


Lo Jai/Musiques Traditionnelles Du Limousin、10EU。
まるで太古の時代から響いてくるようなバグパイプの音。Revolumレーベルからリムーザンフォーク!


Gérard Zuchetto Lo Grop Rosamonda/Catarina catarineta - cançonetas occitanas pels drollets、5EU。
これもrevolumから子供向けオクシタンフォーク大ヒットアルバム!