2017年4月5日水曜日

イスタンブール, Istanbul/アジアとヨーロッパを行き来しながらレコード屋めぐり




アジアとヨーロッパが交わる街、トルコのイスタンブール。大陸を隔てるボスポラス海峡をフェリーで行き来しながら沢山あるがレコード屋を巡ってみた。
まずはアジア側のカディキョイ。フェリーポートから歩いてアクセスできる活気が溢れる商店街だった!
Akmar Pasajıという通る抜け型ビルにはレコード屋が3件ぐらい。建物に入ってみると停電か何かで真っ暗。


Zihni Müzik。暗闇の中で店先の1枚10TL、3枚で20TLのジャンクコーナーをチェック。


他の店でもそうだったけどイスタンブール、何故かキューバンミュージックがガンガン出てくる。トルコでキューバ?
真ん中のBebo ValdesのオルケスタがバックについたSeeco盤のCeleste Mendozaが素晴らしい内容。Jose Antonioのライブ盤は70年代のUSプレスで65年のメキシコ盤オリジナルよりも曲数が多くてお徳!


同じくカディキョイ、Gramofon Antik。


レコードの数は少ないけど、ヴィンテージなオーディオなどが品揃えされている。
Yani Turkuのカセットテープを3TLで購入。
店主のオジさんは3と言うのだが、まさか3リラの訳が無いだろうと30リラを差し出すと、オジさんは30リラを額にあて天に祈りを捧げた…30リラを受け取るのか神に問い掛けたのだろうか?


床には踏みグラモフォン。バリバリに割れていた。


同じくカディキョイ、Rainbow45 Records。


ここはセレクト系レコードショップ。ターキッシュレアー盤が結構ある。
トルコ盤は元々数が少なかったんだろう、外人が騒いだおかげで?値段が釣り上がりまくってる。高すぎて太刀打ち出来ない。


ヨーロッパ側のカラキョイ。なかなか洒落たレコード屋が沢山あるが収穫があったのはここのみ。
Deform Müzik。
高見恭子などワールドコーナーが中々興味深いセレクション。ECMとMade to Mesureの2枚お買い上げ。