2017年3月12日日曜日

デリー, New Delhi/Shah Music Centre




オールドデリー地区、Chandni Chowkから徒歩10分ほど、有名モスク、ジャーマー・マスジドの眼下に広がるMeena Bazaar。大変ゴミゴミしている。


その外れの一角にShah Music Centreがある。
ボスである兄弟の店で、祖父親父さんの代から続くそう。外人慣れしているからか色々と理解あるナイスガイたち!


歴史が沈殿したような店内。インドのレコード屋かくありき。近所のたまり場のような雰囲気。


外国人に人気のレコードは面出しにしてあった。


この店は他の場所に倉庫があるらしく在庫がかなり潤沢みたい。倉庫からバイクでレコードが運ばれて来る間こんなかんじでチャイでもしばきながらダラダラと待つ。


バザールの中にはチャイの人気店がある。


Usha Uthup/Usha In Nairobi、3000INR。
1枚だけ購入。ボリウッドミュージックで成功を納めた女性歌手のナイロビ録音の欧米楽曲カバーアルバム。

デリー, New Delhi/New Gramophone House




デリーの庶民的な雰囲気のオールドデリー地区、Chandni Chowk RoadにあるNew Gramophone House。
建物自体を見つけるのが至難だったが、1.5階が靴屋で、そこから階段を登るとたどり着ける。世界三大靴屋併設レコードショップのうちのひとつに勝手に認定!(あとのふたつはそのうち)
店に入るとインド人が沢山いて誰が店員なのか客なのかよく分からない。
欧米人の若い女子旅行者までやって来る。


カメラ目線のAl Di Meolaが欧米のレコードをあれこれ視聴していた。
レコ棚の足元にはネズミ取りが置いてあって、中にはエサがセットしてあった。たまにレコ棚の下からネズミが顔を出してエサをついばんでいく。
自前のウェブサイトでネット販売しているらしくいいものは残っていない。ズタボロ盤たちの中からなんとか収穫。


Shivkumar Sharma・Hariprasad Chaurasia・Brijbhushan Kabra/Call Of The Valley、1500INR。
値段的に躊躇したけど3人のクラシック楽器奏者による共演。瞑想や集中力を高めたい時にはもってこいの名盤!


Various/Songs of Rajanikanto、1000INR。
南インドの作曲家?のクラシカルな歌曲集。

2017年3月7日火曜日

ムンバイ, Mumbai/Haji Ebrahim




ムンバイにはもうひとつHaji Ebrahimというおじさんの中古レコード屋がある。
インド文化にイスラム文化が強烈に混ざり合う超混沌としたNullバザールの近く、電気街と思われるSaifee Jubilee Street沿いにある。どローカルなんで外人なんてひとりも歩いていない。
Royal Music Collectionの店主からはSPしか扱ってないよと言われたが一応行ってみた。


店に入るといきなりレコードを手に写真撮ってくれポーズでお出迎え!


ただしこの人はボスのHaji Ebrahimさんではない。目立ちたがる従業員。


写真では伝わりづらいけどSP盤が対面まで半端ない量ある。一度にこんなにSPを見たのはもちろん初めて…


ボスは圧迫気味に「何が欲しいんだ?」と直球で聞いてきたので、いくつか思い当たるものを聞いてみる。
やはりSP盤以外も扱っていた。さっきRoyal Music Collectionで買ったばっかりのボロジャケAnanda Shankar and his Musicを600ルピーで買い直し。結構ネギれた。相手が圧迫気味だとこちらもネギりスイッチが入ってしまう。こちらはだいぶマシなコンディションだった。けど同じレコードをこんな短いインターバルで買うとは。

2017年3月3日金曜日

ムンバイ, Mumbai/Royal Music Collection




インドの第二の大都市ムンバイにやって来た!
道路はごみ箱、けたたましいオートリクシャーのクラクション、真っ黒い煙を吐き出すバス、一度迷い込んだら抜け出せなさそうなスラム…最もインドらしさを体現している街かもしれない。
そんなムンバイの街の中心であるフォートの中にAbdul Razzakさんの三十数年つづく露店レコード屋、Royal Music Collectionがある。
住所は192, Kitab Mahalとなっていて, Suvidha Hotelというレストランの入るビルとその北側のビルとの隙間にある。今見たらグーグルマップにも誰かが載せていたけど位置は間違っている気もするし、合っているような気もする。行きたい人はとにかくこの辺りの隙間を覗いてみよう!



Abdulさんにオススメを次から次へと出してもらい、自前のターンテーブルで椀子そばのように視聴する。
ジャケットがテープでツギハギされているAnanda Shankarとボリウッドもの計6枚、3100ルピーで購入。
掘り出し物は"Qaidi"という映画のサントラ。"Bongo Bongo"曲が究極のボリウッドファンク。
最後にターンテーブルくれと言われるがお断りして店を後にした。