2016年8月25日木曜日

肉屋を探してたら

出発を翌日に控え、お昼に美味しい牛肉料理を求めて街を徘徊してたら、
知らないカジュアルアンティークショップの看板が目にとまった。
灯台下暗しとはこのことか、こんなところにリサイクルショップがあるとは!
どーやら隣駅のお店のブランチのようだ。


どーせレコード無いだろうと思ったが、念のため3階まで階段を上がって店をのぞいてみた。

あった!
床に2列面出しになってる。左の列をパラパラめくってみると、
パーシー・フェイス→西城秀樹→ん?
パーマの女の子がこっちに向かってウィンクしてる
やった!!


肉屋を探してたら、吉田美奈子に逢えた!
夢ではないけど…結局2枚だけ安く購入。



吉田美奈子/Flapper
言わずもがな最高。


斉藤哲夫/グット・タイム・ミュージック
シュガー・ベイブがコーラスで参加しているらしい。
ジャケットは怖いが、湿っぽさがない才気あふれるフォークロック。
土臭い南部っぽさもある。

上海へ出発を前にして堀り運上昇中か?


2016年8月22日月曜日

掘り旅の相棒



海外旅行先でレコード買う時に便利だろうと思って、
前々から欲しかったポータブルターンテーブルを買ってみた。

いやー、カワイイ。

Crosley CR6020A-TU Revolution Portable USB Turntable
アメリカンAmazonで送料込み$87.05。

https://www.amazon.com/gp/product/B00F0Z1860/ref=od_aui_detailpages00?ie=UTF8&psc=1


USB出力もあるのでパソコンやIphoneで録音もできるみたい。
USBバスパワーか単三乾電池4本で駆動。音質は見た目相応。重量600g。
その他LINEOUT,フェッドフォンジャック。スピーカーは内蔵されてない。


ちゃんとしたレコード屋にはプレイヤーがだいたいあるだろうけど、
何かのついでに片手間で売っているところや、
道端系にはないだろうから、そんな時に活躍する予定。
ホテルに戻ってからも一日の釣果の確認にも便利!

早々に荷物が重くて投げ捨てたり、盗まれませんように!

2016年8月19日金曜日

中国大陸でわらしべ長者になる

レコードは世界中をぐるぐる回っているよー


















中国本土にレコード掘りに行くにあたって、ひとつ作戦を考えてみる。

中国人ディガーもといレコードコレクターは、
金があって趣味に費やす余裕がある富裕層が多い。
彼らは基本的にオーディオが趣味。おまけでレコード。たぶん…
かつての日本もそうだったと思うけど、
オーディオ好き = クラシックレコード収集 と相場が決まってるんだろう。
だから、中国のオールジャンルタイプのレコード屋ではクラシックがかなり幅を利かせている。

そこで日本からクラシックの安レコードを持って行きトレードを勝手に画策!
世界のクラシックファンは、日本盤には見向きもしないみたいだけど、
中国に関しては、日本盤はれっきとした主力商品なのだ。
なぜなら中国で売られているレコードは、ほとんどが日本からある理由で入ってきているから。

てことで、隣町のリサイクルショップへ掘りに行ってきた。


















コレクター氏による放出なのか、大量にあったので見た目が奇麗なもの、
珍しそうなものを厳選して¥108×8枚。

このクラシックのレコードと中国で見向きもされず投げ売られているレア盤をめざとく発見して、
レコレコ交換、ユーラシア大陸で人知れずガッツポーズ、わらしべ長者も夢じゃない!?

2016年8月13日土曜日

世界のレコード屋、エサ箱からこんにちは!




















レコード屋という場所が好き。

時間さえあれば無意識のうちに行きつけの店に足が向いている。
これといったものがエサ箱から抜けなくても何かしら持って店を出る。
買うことそのものが目的なのか、次回来た時のためのお賽銭か、病気なのか!

いつからだろうか?
世界中には計り知れない数の素晴らしいレコード屋がある。
そんな思いにかき立てられて、海外旅行や出張に行くチャンスがあれば、
旅行の計画にも増して熱心に旅先のレコ屋をネットを駆使しリサーチする。
今ならネットの恩恵をもろに受けられる。

でも同時に昔レコードを買い出した頃のことを思い出す。
立ち読みしたレコードマップで調べた初めてのレコ屋の鉄扉!のノブを握りしめた時のドキドキ感。
入りづらい店ばかり、魔界への扉を開ける気分だった。
昔はユニオンでさえ入りづらい印象があったな。
今は魔界自体がかなり減ってしまった。

海外の旅先でのレコード屋巡り、レコ堀りは印象深いことが多い。
迷子、天国への扉、手荒い厚いホスピタリティー、信じられない量の在庫、知られざるローカル盤、
思わぬ収穫、どぎつい値段交渉、苦渋の決断、迫る飛行機のチェックイン時間・・・
そんなこんなでゲットしたレコードはどれも一生ものばかり。

自分のエサ場を他人に教えたくないというコレクターの野生本能は日本に置いていく。
ということで、海外の旅先でまったり立ち寄るレコード屋珍道中お楽しみに!
まず第一弾は9月中旬めざして上海→香港ルートの開拓。

中国ほんと少ないんだよなー、でも未知のレコード屋にたどり着けますように。