アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにやってきた。季節は多分秋、暑くもなく寒くもなくちょうどいい感じ。街を散策がてら一番最初に訪れたのがここCactus discos。ひたすらだだっ広いブエノスアイレスの街の中心部にほど近いウルグアイにある。ブエノスアイレスなのにウルグアイでややこしい。そして中南米の大きな街には大体ウルグアイ地区がある気がする。
やや細長い店内には手前にロック、ポップ。奥へ行くとブラジルやその他の中南米もの、そして地元アルゼンチンものがある。
2回訪れたが、1日目はブラジルコーナーを攻め、2日目はアルゼンチンやウルグアイを視聴させてもらいながらセレクトした。ブラジルは下段のレコード棚に突っ込んであり、どこの店もそうだが扱いがなんとなく低く安め。それだけ当時売れたということだろう。
非常に深遠な中南米コーナー。わけが分からないレコードが沢山あったけどフォーク系が多いのだろう。
Uakti/Tudo E Todas As Coisas、160ARS。
ブラジルコーナーより「ぐるぐるジャケットにハズレなし」法則を頼りに引っこ抜く。ダメだったらトイレに飾ろう!
Cynara E Cybele/ST、90ARS。
ブラジルコーナーから。昔「ムジカロコムンド」なんかがあってブラジルものが流行ってたころは数こそ少ないもののブラジル盤に大枚はたいてたなあ〜とシミジミ。ドリ・カイミとルイス・エサがアレンジ。一度見たら忘れないスリーブデザイン。
Jaime Roos/Estamos Rodeados、350ARS。
ウルグアイより。朴訥としたおっさんの歌声なのだけど、行く先が読めないメロディやプログレッシブなアレンジ、レゾナンス度高めの音響処理などの要素から何度も聞いているうちにきっと中毒性をもたらすことが予想できる。いい音楽だが決してこれに5,000円以上払いたくない内容でもある。どうもスターらしくウルグアイ本国では再発CDが沢山売られていた。
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