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2017年1月2日月曜日

広州, Guangzhou/佳東音响城のレコード屋あれこれ




なんとなく偶然たどり着いた広州の佳東音响城。正式名は佳東国際音响城?最寄り駅は地下鉄の市二宮駅。


城内の様子をレポート。6割はオーディオ専門店。2割はオーディオとレコードの併売店。そして残りの2割がレコード専門店といった割合だった。


やはりここもレコード墓場からかき集めてきたレコードを中心に売っているようだが、盛賢大沙頭旧貨市場に比べて大分マシなセレクションをしている。あくまで比較だけど。


このノルウェーのレコードはやたら中国で人気のよう。深圳でもオリジナル盤が売られていた。これは帯付き再発。


店の雰囲気もいい店が多い。


ここはレコード専門店。


ハゲのおっさんのレコード屋だろうか?


広物に特化した店。


最後にレコード墓場のありかを探るのを再挑戦した、しかしこの電子城でも撃沈した。もっと腹をくくって探さないと見つからないようだ。覚悟が全然足らなかった。ちなみに広州にはもうひとつ音響系の電子城があるようでこちらはネットでヒットしていたけど時間がなく行けなかった。
http://www.avfline.com/bbs/portal.php?mod=view&aid=1529

2016年12月30日金曜日

広州, Guangzhou/埼英(韻)影音




広州の盛賢大沙頭旧貨市場で撃沈したが、約10年前の情報だけど中山六路沿いと付近にも二手市場がいくつかありレコード屋がたくさんあったという情報がある。
なにぶん情報が古いので後回しにしていた。気持ちを切り替えて行ってみることにした。
10年前の情報を頼りに1ヶ所づつ回ってみるも、レコード屋の形跡さえも見つけられない。最後の可能性を信じ上の写真の青い建物、新陶街電気電子城という市場に到着するも、かなり前だろうか、閉鎖され廃墟になってる。


しかし建物の手前には路地があり、まだ電気街が取り残されているのが見てとれた。二手市場があった頃には一体となって賑わったのだろうか。
レコードのかすかな匂いを嗅ぎわけ、路地を入って行った。


ひとつづつ店をチェックしていくと、ズタボロレコード発見。
やはりこの一帯、往時にはレコードを扱う店がたくさんあったに違いない。名残をやっと発見した。


しかしこの時点ですでに日が沈み夜になってた。みんな店じまいをしだしている。
もう諦めるかと思った途端、一本の小路が目に入ってきた。禍々しく異様なオーラを発している。体が自然に小路に吸い込まれた。


どーん、あった!レコード屋が!埼英影音越秀店。


おばちゃんが片言の「イングリッス」で接客してくれる。
おばちゃんどーやら日本の演歌や歌謡曲が大好きらしく、その線のレコードが結構ある。広州では初めて日本の音楽のレコードを見た。洋楽、ジャズ、香港経由の邦楽や他は広物も豊富に品揃え。


演歌は欲しくないので、レコード墓場から演歌だと勘違いして拾ってきたと思しきレコードを救出。
Various/琉球フェスティバル'74、120元。
副題の通り風と水のリズムを感じられる極上のライブ。
最初150元だったが100元にしてくれとねだるも、おばちゃんは決して折れなかった。


店内を見回しているとこんなものを発見。どう見てももう1店舗あるよと書いてある。上の海珠店の付近にはちょっと前にネット検索で1件だけレコード屋を発見していたが情報をどっから拾ったのか失念していた。再度調べても詳細が分からない。しかしこの広告のおかげで点と線が繋がった。


翌日住所の場所、佳東音响城に行ってみることに。地下鉄の駅からは結構歩かないといけない。


ある!レコード屋が!今の渋谷よりある!


昨日のおばちゃんの姉妹店発見。埼韻影音海珠店。
おじさんガラス越しにCDの隙間からこちらをにらんでいる。
と思ったらパソコンでマージャンゲームに熱中している。


写真に撮らなかったけど購入、The Sahib Shihab Quintet/Seeds、110元。
極上のラテンジャズダンサー。見慣れたドイツ盤と違ってジャケが二色刷なのでブートかと思うも当時のUK盤。こんなレコードがひょいと紛れているとは中国のレコード屋は恐ろしい。おばちゃんと違って何も言わないのに10元割引いてくれた。

2016年12月26日月曜日

広州, Guangzhou/盛賢大沙頭旧貨市場




ところ変わってまたまた中国本土、香港を脱出し広州市へやってきた。
ここは今回の中国大陸レコード屋、エサ箱巡りのハイライトとして自分の中で位置付けている。数年前初めて上海でレコード屋を訪れた際になぜこんな海外のレコードを確保できるのだろうかと心の片隅で疑問が残った。リアルタイムで海外の音楽が、しかもレコードで聴かれていたわけではないのに…
しばらくして情報を得るのだが、広州は世界中から廃棄されたレコードが集められリサイクルされるという工場があるらしい。
下の記事は上海のレコード屋のインタビューだが、これを初めて読んだ時身震いをしたものだ。正に中国の広州は地球上のレコード墓場なのだ。
http://genjingrecords.com/archives/4306
ある者はトン買いしたり、ある者は1週間ぶっ通しで掘り倒すらしい。
そんな夢のような場所があるのか!なんとか自力でこのレコード墓場を発見したい。
なんで中国なんかでレコードを掘ってるかっていうと、そういうことなのだ。しかし言葉も通じない巨大な広州でレコード墓場を発見するのは至難。協力者を得なければならない。


ということでやってきたのは中古レコード屋が密集するというビル、盛賢大沙頭旧貨市場。中国の典型的な電気街の中の二手(中古)市場、地下鉄のレッドラインの東湖駅が最寄りだ。
中は黒人がいっぱい、中国人7、黒人3の割合。現地在住者と海外からわざわざ買い付けだろうか?


3階にレコード屋群発見、エサ箱をチェックすると正に墓場から掘り起こしてきたようなどうしようもないセレクション。
しかし別の意味でテンションアップ。レコード墓場の噂は本当のようだ。


広物がちょびっとあるぐらいであとはほぼクラシックしかない。
ジャズとかポップはないの?とおばちゃんに聞くと、


連れていかれたのはここ。しかしやっぱりゴミばかり。
このビルのレコード屋はレコード墓場からレコードを拾ってきているのは間違いない。しかしクラシックは見境なく拾い、数少ないロックポップスもゴミなのでロクなものはない。これは掘り出し物に当たる確率はかなり低い。米盤、日本盤がほとんどだ。


やはりレコード墓場に直接乗り込むしかない。情報が必要だ。
割と若く英語が通じそうな雰囲気のおばちゃんに狙いを定めアタック。でも全然通じない。イラスト混じりの筆談で10分くらい粘るが、こっちの意図が全然伝わらなかった。ここで心が折れてしまいこの盛賢大沙頭旧貨市場を後にした。
レコード墓場への道のりは想像以上に険しい。