2017年秋某日。深夜にバンコクに降り立ちました。もちろん今回もレコードを探しにあとでイサーンへ行く予定ですが、まずはバンコクを掘り倒します。灯台下暗しと言いますしね。
初日、午前中用事を済ませてから、バンコクレコード屋巡り。まずはTonchabab record shop 本店へ。
http://travelguideforloversofrecordstores.blogspot.com/2017/02/bangkoktonchabab-record-shop.html
1年ぶりに店主の安藤さんに挨拶。ひたすらシングルを試聴。安定のクオリティ。新入荷に期待するのはきびしい。ルークトゥンのシングル3枚、600バーツで購入。初めて3時閉店前に店を後にすることができた。
アルバムは面白くない、少ない、高い、そして重いの四重苦。今回からバンコクではLPは無視。シングルの音圧に魅せられると抜け出せない。去年の経験からどの辺のレーベルに期待が持てるかは把握しているので、今年はシングルに集中する作戦。しかしバンコクでアルバムを無視していたせいで後々苦労することに…まあでもそれはまだまだ先のお話。
お次は徒歩でM-Tanakorn Recordsへ移動。中華街のちょっと北側にあります。
ここもセンパイのかたがたに激しくやられているので相変わらず厳しい。シングル1000枚以上めくってみるがモーラムのラムの字も出てきやしません!
ひたすらアウトレット50バーツシングルを300〜400枚くらい試聴。ルークトゥンのシングル13枚、650バーツで購入。去年の6枚よりは枚数は稼げた。去年はタイ滞在の最後の方でここに来たので既に心も財布の中身も燃え尽きていたのもあるけど。
もう帰国されたようだけどバンコク在住日本人DJ、デザイナーのムラさんが毎週末来て50バーツシングルを買っていたそうな。奥の部屋には良さそうなレギュラーレコードもあります。
この日は2件でおとなしく帰宿。
翌日。NHK「海外出張オトモシマス」でsoi48さんが吐きそうになってた骨董市場、パタウィコーン市場へ行ってみることに。バンコクの北東の郊外にある。番号を失念したがスクムビット通りから番号のでかいミニバスに乗ったら直通で行けた。ナワミン通り72番だそうです。レコードはチラホラというか2、3件だけ発見したけどズタボロの中華系かポップス。
水牛の骨。この市場ではボウズ。こういう場所は週末のほうが良いのだろうか?フォーカーみたいなところが近くにあったので辛い昼食を注入。鼻血が出そう。
その後バスとソンテオを乗り継ぎ南下しTonchababのブランチへ。去年と中身が変わってなさそうな7インチボックスにゲンナリ。店のオバさんと少し話して退店。
近くの店で少し買い物して帰宿。今年はスロースタートかな。それにしてもバンコクではモーラムのレコードの奪い合いが激しい。というか奪い合う以前に無い。この1年でバンコクのバイヤーが田舎から新たに買い付けてきてバンコクに放出してるのを期待したのだが。そういうブームもとうの昔ってかんじ。今なら高いけど日本のほうが確実に買えますね。ん〜イサーン恋しや…
つづく
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