2018年11月1日木曜日

2017 イサーンでレコードひと山当てられるか!? vol.5




翌日ウドーンターニーからノンブアランプーへ日帰りで行ってみたが収穫なし。尋ねた電気屋では初めて本気でテスコだかBIG Cだかの(CDを売っているスーパーマーケット)の道案内地図を描いてもらった。今までならすぐにCDじゃないんだと否定していたが、何日もやっているとその気力もなかなか湧かない。一軒、親のルーククルンのレコードコレクションがあるという商家を見つけたのだが、その人から「このあたりではモーラム出ぇへんよ」という一言でやる気はダダ下がり。しかしヒントを授かる。
ウドーンターニーへ戻り、ロットゥーに飛び乗りノーンカーイへ。メコン川沿いのラオスとの国境の街だ。


翌日、自転車を借り街ブラ。クレイジーテンプル。ある電気屋では日本人がこの前モーラム探しに来てたぞと言われる。


行きつけのレストラン。


翌日、コーヒーのようなメコン川を渡って。


レコードの無いあちら側へ!

つづく?

2018年9月30日日曜日

2017 イサーンでレコードひと山当てられるか!? vol.4




翌日、ナコーンパノムのバスターミナルからサコンナコーンに立ち寄ってからウドーンターニーへ向かいます。

サコンナコーンに到着するとバイタクのおっさんたちは特に群がってこなかった。こちらから「レコードありませんか?」とひとりのおじさんに聞く。おじさんガッテン。バイクでちょっと走って街の中心の商店街へ。建物と建物の隙間にあるCD屋に到着。


それから商店街を中心に探索しているとオーディオショップを発見。国境の街ノーンカーイのコレクターにコンタクトを取れと言われる。一応画面をキャプチャ!友達が埼玉に住むというおばちゃんのやっているやや高い食堂で昼ごはんを済ませて、さらにぶらぶら。


すると一件の店?が目にとまる。店先に座っていた青年に聞いてみるとパパと何やら話している。パパのレコードがあると言う。そしてパパが埃を被ったLPレコードひと束、裏から抱えて持ってきた。やった!!80年代ものが多い。選別し3枚だけ抜き出し聴いてみる。1枚モーラムのカセットテープ時代のプロモLPを発見。パパの男気で値段はお前が決めろというので、280バーツで購入。男はモノに頓着しない。

バイク好きの息子レック。レックに店に荷物を置かせてもらい次のバスの時間までさらに散策。住宅街の中を歩いていると、いかにもレコードが紛れていそうな中古の家電で溢れている店を発見するが空振り。店に戻りレックにバスターミナルに車で送ってもらう。ウドーンターニーに到着するともう夜だ。


翌日、ウドーンターニー散策。CD屋とかを覗きながらぶらり。早くも10時前に成果が!開店したての本屋の前に佇む老婆に尋ねると道の反対側を指差す。その方向に行ってみるとこの店が!よくよく考えると老婆はこの店より手前のDVDショップを指差していたのだが、この時まだ開店前でシャッターが閉まっていて分からなかった。しかし結果オーライ。


言葉が全く通じない店のキュートなおばさんと高校生くらいの息子に聞いてみると奥から埃を被ったレコードが!!ほとんど95%潮州系、ルーククルン系だが、出てきたTeungjai Bunpraruksaのアルバム。

しかし何故かこの時点で、これはバーンイェン・ラーケンがルークトゥンを歌ったアルバムだとスリーブ写真から勘違いしていた。単純にLPを無視してた勉強不足が原因。カッコいい曲を1曲発見。これは「バンコクでは幾らか?」みたいな話題になる。ラーケンなら「2000バーツくらいじゃない」とうっかり口が滑ってしまった。この何気ない迂闊な発言でおばさんの心に火をつけたのか、ジェダイ風に言うと「どぎつい交渉」が始まります。息子に助けを求めるも、基本的にママの味方。いつのまにか店内にいたどっかのおじさんは「そんなもん600バーツでオーケーだ、売ってまえ」と言っていますが、火に油を注ぐだけ。おばさんはレコードを抱きしめ鉄壁ガードに入りだします。女はモノに執着するの図。

時間を置き、雑談したり、帰るそぶりを見せたりしながら、うまいことおばさんをクールダウンさせることに成功したのか、800バーツで決着。

さっきのおじさんが「シングルをいーっぱい持ってとるやつを知っとるぞ」と言うので、よし今すぐ行こうと提案するもやんわり断られた。経験的にタイ人は見栄はりな印象がなんとなくあるので、その場の嘘だったかもしれない…いやでも本当だったかもしれない。答えは今も出ない。いつのまにかおじさんは忽然と姿を消していた。


その後、散々広大なビッグウドーンを探索しますが、みつけたのはカラスよけ風に吊り下げられたレコードのみ!あきらめて帰宿。シングル盤が恋しい。

つづく

2018年9月16日日曜日

2017 イサーンでレコードひと山当てられるか!? vol.3




翌日、コンケーンのバスターミナルから向かったのはナコーンパノム。メコン川沿いの明光風靡な街で、メコン川の対岸はラオス。こういう田舎町で一服しようと思って、オンボロバスでニワトリと一緒に、彼らの断末魔の叫びを聞きながら半日かけて運ばれてきました。

到着時ほぼ夕方。東側にメコン川なので朝日のほうが景色が美しい。人生初メコン。半日バスで空腹で死にそうなので飯がてら自転車を借りて街をぶらぶら。


すると、ふと、こんな面構えの店が…こんなに窓に張り付いていたら、レコードがあるってふつう思うじゃないですかっ!


翌日、いつも通りレコードを探しがてら街の中心部を自転車でウロウロ。するとしばらくして化粧道具なんかを扱う雑貨屋に迷い込みました。店番をしている娘さんに聞いてみます。最初はお前はペンが欲しいのか?みたいな感じだったが、お父さんも出てきて、曰くラジオ局に行ってみろということで言伝メモを書いてもらいました。

ナコーンパノムのラジオ局は街はずれにあり人に散々尋ねながら、最後は車で連行されようやく到着。しかしレコードはなし。X JAPAN好きなお兄さんとお茶しながら音楽談義をしたあと1時間くらいで街中へもどる。


次は街の西側を攻めようと自転車をこぎます。するとゴミの回収所のような所を発見。レコードが埋まっているのではないかという錯覚に襲われ入場。「世界のゴミ箱から」的な画像が続きます。

たまたま言葉の通じるおっさんが来てたので通訳してもらい、この回収所の人とコミュニケーション。ここにはないけど、何やら近くにもっと大きなところがあるから行ってみろとのこと。


行ってみたところ確かに大きいが目当てのものはなし。まあこんな場所にあったら奇跡的ですが!「世界のゴミ箱から」あっけなく終了。

さらにその後、太いバイパス沿いに西を目指していたら隣り村に到着。聞き込みをしますが、「タウン!」と言われてしまいます。そりゃそうだ。ぐうの音もでません。ここでさすがにタウンへ引き返します。

引き返す途中のバイパス上でも聞き込みをしていると、工場っぽいところにいた陽気なオッさんが心当たりがあるとのことで電話をかけています。「オレがあとでレコードのある場所に連れて行ってやるからホテルで待ってろ」ということに。期待半分で宿で待ち合わせます。


宿へ戻ってから工場のおっさんに連れて行ってもらうとそこは電気屋でした。おっさんはすぐさま走り去りました。電気屋の主人がガサゴソすると確かにレコードが出てきた!しかし80年代後半のLPのみ。きっとタイのR&Bポップ系のレコードでしょうか?

今日は疲れたし捜索は終了。となりの商店から買ってきたビールを飲みながら主人と会話。昔はシングル盤をたんまり持っていたそうだ。残念!前日の窓にレコードの張り付いた店の真空管アンプの音質についてディスってます。


この街はベトナム戦争で避難してきた人が多く暮らしているようだ。ヤクルトのラミレス監督そっくりの主人もベトナム人だと言っていたので、戦争の被害者なのだろう。となりの商店とをビールを運んで何往復かしたあと、この日は娘さんの結婚式の前夜祭があるそうで誘ってくれた。


車でメコン川沿いの町外れパーティ会場へ。タイ料理をつつきながら電気屋の主人と一緒にビール飲み放題!この夜は親類がただ集まって挨拶をしつつ食事しているだけ。結局誰が娘さんなのか分からなかった。ごちそうさまでした!

つづく