2025年12月31日水曜日

2025年ベストディスク11!(暫定版)


今年は多忙にかまけながらもブログの記事をかろうじてひとつ書けた!来年はしれっと全開したい!そんなこととは関係なしに日本国内/国外で収穫して今年聴けた80枚くらいのアルバムから2025年の私的ベスト11は未聴盤も結構あり選びきれなかったので、とりあえずの暫定ベスト11!(送料含む)
Nduduzo MakhathiniUnomkhubulwane、¥3950
ユニオンで購入。南アフリカのピアニストによるコンセプチュアルな11作目。前作よりもさらに思慮深く、静かにゆったりと漆黒の闇の底に沈んでゆく、といった感じの現代的ジャズ。

The Art Ensemble Of ChicagoUrban Bushmen、¥2518
ユニオンで購入。集団頓知芸能集団。中身は言わずもがな、いつも通り文字通りの「音楽」的名演。まず一音目、音がいい。エンジニアの人にも感謝。ワンショットワンショット、音の粒子成分まで聴き取れる。勝手に優秀録音盤認定。

Bären Gässlin/Mythomania、¥165
リサイクルショップで購入。悪魔狂死曲「ミトマニア」!そんな仰々しい邦題も霞むような美しいヨーロッパの古楽集団。女性ヴォーカルも美麗そのもの。こういうのも深掘りしていくと楽しいだろうなあ。

FrukoEl Barbaro、¥2450
ユニオンで購入。コロンビア随一のサルサ・カルテル、組織名はフルーコ。泣けて、踊れて、いい曲しか入ってないなんだけども。コロコロ、チャカポコ鳴り物も多くて最高。

Joao Donato, DeodatoDonatoDeodato、¥5490
ヤフーオークションで購入。スムースな耳福サウンドは、なんでもないようでいて職人芸、世界の快適音楽遺産。このメロディはなんでいつも心を打つのだろうか。スリーブの中からは懐かしいショップカードが出てきた。

Sergio Mendes And Brasil '65In Person At El Matador、¥1500
ユニオンで購入。コロコロと転がるピアノの音もいいし、ワンダ・サーのやや緊張気味なのかと思わせる硬質な歌声もかっこいいし、メドレーなんかはとてつもなく気持ちいい。天才的。

Toninho Horta E Orquestra FantasmaTerra Dos Pássaros、¥18120
ヤフーオークションで購入。五臓六腑に染み渡る神秘のグッドメロディ宝石箱。聴けば効くほど耳に馴染んでいき深みを増していくようだ。世界随一のギミックを凝らしたブラジル特有のアートワークも楽しみのひとつ。

Kawao Siangthong/Gai Tom-Yam、¥8550
タイで購入。帝王ワイポット・ペットスパンと同じ金色の声を持ち、冥王スラポンに烙印(不合格通知)を押され、その後アルコール中毒、という逸話だらけの男。非の打ちどころのない美味しいレー・ルークトゥーンのアルバム。

Johnny ClarkeSatisfaction、¥5850
ユニオンで購入。ジョニー・クラークの歌心がにじみ出るストレートで完全に的を捉えた歌唱、The Aggrovatorsによるシンプル激重の確かなリズム。素晴らしい的確な楽曲集!

Ichiko Aoba/Luminescent Creatures、¥6600
ICHIKO AOBAで購入。スリーブアートワーク写真に惹かれ、配信デビューシングル「ココロノセカイ」からいきなりぶっ飛ばして聴いてみたら、シャーマンのような歌い手に変貌していた。まるで目の前で歌っているような音像にゾクゾク。

Willie Colón & Hector LavoeVigilante、¥3850
ユニオンで購入。なんといっても壮大なドラマ仕立てのような激渋タイトルトラック「Vigiante」。壮絶な人生を送ったラボーにしか歌えない詩。Georg Wadeniusらしきギターの入りはもう鳥肌もの。格別に味わい深いアルバム。

2025年11月24日月曜日

WAX made in the USSR / first round 終了

 [ WAX made in the USSR / first round vol.13 ]

Vinilo Oazėを訪問後、バスでカウナスの中心部に戻ってきました。冬のヨーロッパではもう真っ暗な時間で人もまばらでとっても寂しい雰囲気。

カウナスのもう一軒のレコードショップImuzika, Parduotuve, Milvidを訪門(今はもう閉業したよう)。ダンス系の12インチ中心。買うものもなさそうなので、小難しい性格のアルバイトの学生と少しコミュニケーション。レコードのことなどは全く興味がないようだが、何やら小難しいパズルを解いていました。

店を後にして夜行バスでワルシャワに向かうため、バスターミナルへ向かって歩いていると、なんだか急に「だし欠乏症」を発症しうどんを食べたくなりました。地図を検索すると目と鼻の先に日本食レストランがあるという奇跡。すぐさま店に駆け込みました。

というわけで、これにてバルト三国旅の話、WAX made in the USSRのファースト・ラウンドは終了。足掛け5年もかけて書いてきましたが、実際の旅からもう7周年!Covid 19やロシアのウクライナ侵攻をキッカケになんだか遠い世界になってしまった気もします。けれどもたまに聴くソビエト時代のレコードが旅の記憶を鮮明に思い出させてくれるのもまた確かです。果たしてセカンド・ラウンドはあるのか否か?


おしまい

2024年12月31日火曜日

2024年ベストディスク11!(暫定版)

今年は多忙にかまけてブログの記事をひとつも書けなかった、来年はしれっと再開したい!そんなこととは関係なしに日本国内/国外で今年収穫した60枚くらいのアルバムから2024年の私的ベスト11は未聴盤も結構あり選びきれなかったので、とりあえずの暫定ベスト11!(送料含む)

Orquesta La ConspiracionErnie's Conspiracy、¥3810
ヤフーオークションで購入。アレンジメントの随所に遊び心がある工夫が施された最高なヴィンテージサルサ。毎度お馴染みIzzy Sanabriaらによるお茶目なアートワークも魅力的。

Dao BandonTidchoi Ploi Gai、¥10200
タイからリモート購入。陽気なダオ・バンドンのイサーン音楽のいいところ、楽しさ満載なアルバム。鳴り物の使い方もいい感じでリズミカルな曲が多い。隣に立っている人は見覚えのある顔だけど誰だろう。

Les Fantaisistes D'HaitiLes Fantaisistes D'Haiti、¥2043
ユニオンで購入。ホーン隊の数を減らしエレキギターを手にした小編成のミニジャズ形式のグループ。ガサついた漏電ギターとパーカッションと遠くの方で聴こえるコーラス。かけるといつでもカリブの島に連れていってくれる。

Jose Roberto Bertrami/Blue Wave、¥2980
ヤフーオークションで購入。アジムスブランドの清涼感あふれる快適音楽。エアコンの代わりもなる。ジャケットが爽やかな写真に差し替えられた日本盤で聞いていたが遂にオリジナルを入手した。

Jonnie ClarkeDread Natty Congo、¥1600
ユニオンで購入。ジャマイカの名シンガーのルーツロック期のアルバム。実直な歌唱が心を揺さぶり、バニー・リーじるしのスライ・ダンバーの凄まじいシンバル音が脳天に襲いかかってくる。

Eddie Palmieri And His Conjunto "La Perfecta"Eddie Palmieri And His Conjunto "La Perfecta"、¥4250
ユニオンで購入。エディーと彼のグループのデビュー。サルサの胎動から揺籃期を追体験するにはもってこいの完璧なアルバム。キレッキレの演奏を引き立てる音質も素晴らしいレコード。

Ranking SuperstarRepatriation Time、¥6750
ユニオンで購入。軽快なノリのルーツ期ディージェイものだが聴き応えがある作品。この時期のChanel One録音らしく各楽器の音がはっきり聞こえる。ジャマイカ本国にはいつか送還されたい。

John Coltrane, Alice ColtraneCosmic Music、¥3088
ユニオンで購入。ジョンとアリス。ジョンの死の前後にレコーディングされ編まれたコルトレーン夫妻の共演アルバム。元々は自主出版だからかあんまり見かけない。黒に真っ赤な裏ジャケットのデザインなような不穏なムードが終始漂っている。

Dennis BrownThe Best Of Dennis Brown、¥16850
ユニオンで購入。10代のそれだとは到底信じられない熟達した歌唱と濃厚なバックの演奏が溶け込んでいる。歌心とルーツ・ロックが同居する最上級物件。理解に苦しも適当なアートワークもよいのだ。

Mongo SantamariaSofrito、¥2850
ユニオンで購入。Five On The Color Sideの清涼なコーラスが心地よいことこの上ないラテンクロスオーバーサウンド。いつも笑顔のモンゴおじさん。裏ジャケットの表情も最高。美味しそうな食欲増進ジャケットはなんかカマグエイのカーサのママが作ってくれた夕食を思い出す。

Kong Ling And The Fabulous EchoesKong Ling And The Fabulous Echoes Vol. 2、¥1838
AAD Records & Vintage Storeで購入。古の香港の歌手、江玲。この人はほんとうに綺麗な歌声の持ち主。当時一流であっただろうモダーンな演奏と組み合わさるだけでとびきりの極上音楽が完成している。

2023年12月31日日曜日

2023年ベストディスク11!(暫定版)

今年はやっとコロナ前と同様の通常モード。来年は溜まったネタをコンスタントに記事にしていきたい!そんなこととは関係なしに日本国内/国外で今年収穫した100枚くらいのアルバムから2023年の私的ベスト11は未聴盤も結構あり選びきれなかったので、とりあえずの暫定ベスト11!(送料含む)

Orkes Gambus “Al Fata” /Way Yak、¥3000
Still Can Useで購入。アラブ世界へひとっ飛び。インドネシアのオルケス・ガンブスもの。極彩色の最高のデザインのジャケットに惹かれて買ったら音も最高だった!

Sons Of Negus/Rastafari In Dub、¥22850
ユニオンで購入。ナイヤビンギのアルバムをベースにしているダブ・アルバム。ピーター・トッシュのワウギターとナイヤビンギ特有の太鼓がほんとうに効いている超特濃ダブ。

Gregory Isaacs/Mr. Isaacs、¥5773
eBayで購入。The Revolutionariesのバックによるコクのある極太の鳴りと、まろやかな優しい歌い口のルーツ・ロック・レゲエ。微かにダビーな処理が隠し味。

Sonora Ponceña/Sonora Ponceña、¥2650
ユニオンで購入。ワワンコーからボレロ、ソン・モントゥーノ、メレンゲ、デスカルガまで粋なサルサミュージックがざらついたビンテージ音質でこれでもか!というほど詰まった最高なアルバム。

Phanom Nopphon/Phanom Nopphon、¥6354
去年リモートでゲットしたものをバンコクでピックアップ。パノム・ノッポーンの甘い歌声とラムウォンをベースにリズミカルな演奏、いい曲満載でぜったい楽しいルークトゥンアルバム。

Pan Wan Ching/Oriental Pearls、¥3250
ユニオンで購入。遂にゲットしたレベッカ・パン、62年の香港のDiamondレーベルでの2枚目のアルバム。さながらひとり万国オリエンタル歌謡祭といった感じ。華やかで贅沢な逸品!

Orkes Al Wathan Medan/Maulid Nabi、¥4500
Fook Yu Recordsで購入。重厚で贅沢なアラビックサウンド、カシダグループ。マレイシア人脈も絡んでて売れ線狙いだったのか、踊れてキャッチーでキラーチューン完備の必聴物件!

Bembeya Jazz/Bembeya Jazz、¥3000
ユニオンで購入。「ナシオナル」を冠したバンドによるギネア(ギニア)音楽の黄金期の始まりを象徴する記念すべき一枚。初期衝動溢れる初作でパンキッシュなアフロ・ラテン。

Errol Dunkley/Darling Ooh、¥15145
eBayで購入。重量級ベイスが支配する音場に年代特有の機械のように淡々と掻き鳴らされる乾いたリズム・ギターが強烈な初作、ソニア・ポッティンジャー音源。一生聴ける!

Banyen Rakkaen/Lam Phloen Banyen Khai Lao、¥5965
タイからリモートで購入。「酒売り娘バーンイェン」。Trip to Isanにシングルオンリー表記、2019年の旅でテープアルバムを見つけて愛聴していたが、さらに4年越しで存在しないと思いこんでいたプロモオンリーのLPを新発見。2曲はテープ版でカットされたイントロ収録で曲順違いのエクスクルーシブ仕様!ティッソー・ラム・プルーンと貫禄さえ漂いだした全盛期のバーンイェンがタッグを組んだ全曲イケイケ奇跡のハード・ロッキン・ラム・プルーン!

福島幸義・朝崎郁江/傑作集、¥19690
ヤフーオークションで購入。探し求めて5年くらい、ついに降臨。出版は64年なので28歳ごろの録音でキャリア初期の後期ということになる。師匠である福島幸義との共演、スプリットアルバム。アニミスティックにすら感じられる筆舌に尽くしがたい唄声に鳥肌。至福の音がここに。

2023年9月6日水曜日

カウナス, Kaunas/Vinilo Oazė

[ WAX made in the USSR / first round vol.12 ]

次にやって来たのはカウナスの中心部から東郊外に離れて位置するレコード店Vinilo Oazė。中心部から路線バスで1.3ユーロほど。まず入店してびっくりしたのはレコードの量!間違いなくバルト三国屈指の陳列量。広い店内いっぱいに細かくよく整理されている感じで、お客さんがレコードを見やすい。

この夜の深夜バスでいよいよバルトを脱出しワルシャワへ向かう予定なので、のんびりはしてられなく、欧米のレコードが多い中、ご当地音楽のコーナーがちゃんとあるので、いつも通りそこを優先的に見ます。

途中別のコーナーにメロディア社製のフォークロア音楽のレコードの束を発見。メロディアはソビエト連邦以外に、社会主義圏を中心に北ベトナム、モンゴルなど世界各地の音楽をプレスしていましたが、アフリカ大陸にも進出して、こんなものまでつくっていたのね!と驚きます。非常に魅力的なグラフィックを眺めてエサ箱に戻します。

Սերգեյ Սիմոնյան/Հայկական Մեղեդիներ、15EU
フォークロアコーナーから何気なく抜き取り試聴して気に入ったアルバム。南コーカサス地方の国、アルメニアのリード楽器奏者Sergey Simonyan。アルメニアだとブライアン・イーノのレーベルからリリースされたDjivan Gasparyanが同じリード楽器奏者として有名だが、この人は西欧には全く紹介されていなさそうな謎めいた人。

Tomasz Stańko/Music 81、10EU
ポーランドのジャズトランペッター、トーマス・スタンコの84年発表の作品。カルテットによるスリリングな展開と演奏を堪能できるA1の「Alusta」。すごくいい!

つづく


2023年4月22日土曜日

カウナス, Kaunas/Plokštelių Parduotuvė

[ WAX made in the USSR / first round vol.11 ]

翌日ヴィリニュスを週末観光し、続いて翌々日やって来たのはリトアニア第二の都市カウナス。ヴィリニュスからバスであっという間に着いてしまいます。カウナスは何年か前映画化され話題を呼んだ杉原千畝の旧日本領事館(現在は杉原千畝記念館)があるので訪問。記念館を後にして、さっそく中心部にあるレコードショップPlokštelių Parduotuvėへ。半地下にあるけど、通りに面しているので見つけやすい店。

店に中には大量のレコードがあり、ソ連盤も潤沢にあります。店主に挨拶しソ連コーナーのレコードをゆっくりチェックし面白そうなアルバムや今まで見たことがないものをピックアップしてたら結構な量に。

旅の前はバルト三国を中心としたソビエト時代のポピュラー音楽に関する知識がほぼゼロだったけど、ここまでの旅でアップデートされていることを実感。床に座ってターンテーブルでジャンジャン試聴をしていきます。店主が地元の常連さんらしき人の接客をしている間に選盤を終了。全部で7枚か8枚くらい購入。少しディスカウントをしてもらった記憶があります。ありがとう!

V. Ganelinas, V. Tarasovas, V. Čekasinas/Con Anima、10EU
リトアニア音楽シーンで長らく活動したロシア出身ミュージシャンで構成されたジャズトリオ。ドン・チェリーの音楽の影響を色濃く感じさせるオーガニックな77年の作品。

Jazz Ensemble Directed By Igor Brill/Утро Земли、10EU
これもロシアの有名ジャズピアニストによるアルバム。冒頭のジャズファンク調の曲を除けば捉えどころがあまりない。コンセプチュアルなんだろうけど、とっ散らかった印象のアルバム。

Medey/Ансамбль «Медео»、20EU
80年代カザフスタン産のいびつなフュージョン〜シンセサイザー音楽。カザフものの割には球数は多いようだ。中央アジアでも西洋音楽のフィルターを通過させた、こういう音楽が作られていたのは不思議なかんじ。

つづく

2022年12月31日土曜日

2022年ベストディスク11!(暫定版)

 今年はレコード屋へ出動する回数がやや増えたような気もするけど、海外のレコード屋にも行きたい!そんなこととは関係なしに日本国内/国外リモートで今年収穫した100枚くらいのアルバムから2022年の私的ベスト11は未聴盤や未だ受け取っていない盤も結構あり選びきれなかったので、とりあえずの暫定ベスト11!(送料含む)

Joni Mitchell/Hejira、¥1100
リサイクルショップで購入。参加メンバーのおのおのが音と音で会話しているような楽曲たち。着地せずにふわふわ〜っと漂うように移ろいつづけるメロディーが心地よく永遠と聴いていられる。

Holger Czukay, Jah Wobble, Jaki Liebezeit/Full Circle、¥3396
ヤフーオークションで購入。クラウト臭は薄めだけど、ポストパンク、レゲエ、ダブ、中近東なんかが色々がグッチャグチャに混ざり合い混沌とした、もろに好みなモコモコ系音浴。

The Paul Horn Quintet/Something Blue、¥1025
ユニオンで購入。2年後に傑作を吹き込む米西海岸のマルチリード奏者のクインテット。ヴァイブの音がクールな青いトーンを帯びたモーダルジャズ。特にA面3曲目の「Mr. Bond」がお気に入り。

Ras Allah/Heaven Is My Roof、¥12240
HMVで購入。ルーツロックレゲエの教科書に必ず載っているプリンス・アラーのルーツど真ん中な初作。濃厚なバックの演奏がよく聴こえて鼓膜が破れそうな低音注意!

Roberto Roena Y Su Apollo Sound/4、¥4705
eBayで購入。プエルトリコの名グループの第4作目。濃厚なキューバ風味、ヴィンテージ・サルサの醍醐味が詰まった名作。この世界を一度知ってしまったら、もうやめられない!

John Lurie/Down By Law、¥100
リサイクルショップで購入。ラウンジ・リザーズの中心人物。みんな大好きMade To Measureシリーズの第14作目。底なし沼に引きずり込まれるようなヌメ〜ッとしたサウンドスケープがディープで中毒的でとても心地よし。

Willie Colon/Lo Mato、¥1455
ユニオンで購入。トロンボーンが先導するトロバンガスタイルで、これがチンピラやさぐれ臭むんむん。エクトル・ラボーのボーカル、油が乗り始めている時代につき全曲キラー。

Jacob Miller/Who Say Jah No Dread、¥510
ヤフーオークションで購入。パブロのRockersレーベルの74、75年ごろのクラシックのショーケーススタイルのアルバム。ミックスはキング・タビー。ソリッドで鋭角的なサウンドは鼻血もの。

Nduduzo Makhathini/In The Spirit Of Ntu、¥6912
Blue Noteで購入。南アのピアニストによるコンセプチュアルな10作目。コルトレーンの「A Love Supreme」に匹敵しうる、瞑想的、呪術的なアフロスピリチュアル絵巻。特に冒頭の二曲は圧巻。よい新譜に出合えてよかった。

Robin Vaz/Konkani Unforgettable Hits、¥55
リサイクルショップで購入。広いインドでもゴアのみに存在したという謎多き魅惑の海洋性混血歌謡、コンカニ。そんなコンカニ歌謡のカセット2本がなぜか2年越しに同じ店で出土。同じ人が処分したに違いない。そして別の同じ人が拾った。どうもインドが呼んでいる気がする。

Orkes Krontjong "Bintang"/Waldjinah Ratu Kembang Katjang、¥7760
ヤフーオークションで購入。4年ぶりについに大トリに返り咲く、この安定感抜群のワルジナーさん。筆舌に尽くしがたい、南国経由、天国行きの至福音楽。