2019年9月9日月曜日

ヘルシンキ, Helsinki/Eronen Record Store

フィンランド、ヘルシンキのFive cornersとその付近にあるレコード屋5軒のうちのひとつ、1977年創業とかなりの老舗、Eronen Record Store。またの名を「dubjazzsalsa」。あるいは店の主人の話しによるとまたの名を他にもまだ持っているそうだ。なんていうかは忘れたけど。

 「dubjazzsalsa」の異名を持つように、ヨーロッパのレコード屋にしてはレゲエがかなり充実しているように感じられたが、ジャズとサルサはそれほどでもない印象。ブラジルなどワールドものも豊富だった。他店と同様フィンランドもののレコードは数少ない。

店内はふた部屋に分かれていて、向かって右の入り口から入って手前の部屋がCD、奥の部屋にレコードが置かれている。老舗とはいえ奇麗に改装されているが、在庫が多いのでややゴチャっとした印象の店内。

 店のアイコン。このアームの角度だとうまく溝をトレースできない気が・・・。

CDもぎっしりと在庫している。フィンランドものから幾つかレコードをピックアップしかけ流してもらい、そのうちの1枚を即断で購入。

Juhani Aaltonen/Springbird、35EU。
Edward Vesala参加のアバンギャルドこの上ない民族フリー変態ジャズ。完璧!

2019年9月2日月曜日

ブルノ, Brno/STEREO Vinyl Culture Shop

チェコの要所ブルノ。駅でロッカーを探している時に自称財布を擦られたウィーンに帰りたいというおじいさんに助けてくれと捕まる。しばらくロッカーを探しておじいさんといっしょに駅を彷徨うも、ロッカーも無いしおじいさんの真贋が見極められないので、とりあえず置き去りにしVINYL recordsを訪問。

買い物後荷物を置かせてもらい身軽になって、ちょこちょこと街を散策後、今から2年くらい前にオープンしたらしい新しいレコードショップを訪れてみた。

STEREO Vinyl Culture Shop。街中心部から歩いて15分くらいだろうか。次の電車の時間の関係で早足で到着。

カラフルな店内の壁は地元の芸術学生の仕事だそうで、ここは彼らのたまり場になっているみたい。ソファが置いてあり、カウンターの中には業務用の本格的なエスプレッソマシーンが置いてあった。

昔のチェコスロバキア盤の美しいデザインのスリーブ飾られている。レコードは数は少ないけれどチェコスロバキアものコーナーを物色。

店の真ん中のテーブルの上には地元ブルノのテクノ/アンビエント/実験音楽系のカセットテープのリリースが多いレーベル、Nona Recordsの作品が陳列されいて、おススメのものを何種類かかけてくれた。そのなかから一本を購入。

Plastiq Phantom/Concerts For 2 To 6 Instruments In Love Major、150CZK。
クラシカルな楽器群によるミニマルなアンビエントサウンドがとっても耳障りがよくいい感じ。


2019年8月18日日曜日

南海の唄ごえを追いかけて (Diggin' Amami Islands) 6

翌日、レンタルバイクで加計呂麻島を目指してツーリングにでかけました。前日の穏やかな快晴から打って変わってあいにくの雨天。予定を前日と逆にするべきだったと後悔。そんななかでも深く険しい山々と深い緑に覆われた南大島の自然を堪能します。

途中薄着で外出したことも相まって寒すぎる中、セントラル楽器から電話が。前日約束してくれたレコードが倉庫から出土したそうです。あとで再訪を約束。

古仁谷のフェリー乗り場に到着。

フェリーで加計呂麻島に到着する頃にはやっと晴れてきたので一安心。

多くのしま唄の名人を輩出した島は無人島のように静かな場所でした。



夜極限の寒さの中やっとのことで名瀬に辿り着き、アーケード商店街のスーパー、グリーンストアの外に張ってあったチラシの「鍋焼きうどん」の文字に反応し体をぶるぶると震わせながら入店。

2階で鍋焼きうどんを探していると、なんと前日散歩中に出会った「橋の上のおばさん」と再会しました。おばさんは鍋焼きうどんの置き場所を教えてくれました。別れ際おばさんは打ち明けます「私は奄美のユタ神様なのよ・・・最近までブログをやっていたから『奄美、ユタ神、ブログ』検索すると、すぐ見つかるわ」と。

神様なのにブログを書いているとは、なんて現代的な神様だ!きっととても珍しいだろうからすぐに見つかるに違いないと思い、宿で検索してみると・・・なんと!


ユタ神様のブログが無数に出てくる。結局見つけられず挫折。

さらに翌日の朝、帰りの飛行機前にセントラル楽器にお邪魔して、
池野無風/池野無風傑作集
上村藤枝/上村藤枝傑作集
を購入。

最終的に7枚のしま唄の持っていなかったアルバムをゲットして帰路につきます。帰りは行きと違って快適なフライト。

帰宅した次の日、たまに行くリサイクルショップに巡回に行くと、なんとびっくり!しま唄のレコードが2枚ある!なんとも奇遇な巡り会わせことでしょうか。ありがたく捕獲しました(下段中と右の2枚)。

2枚のうちの右下の1枚のコンピレーションの発売元のニューグランドは山田米三氏が名瀬で営んでいた土産物屋のレーベル。山田米三氏は無名であった武下和平をフックアップし世の中に知らしめた、しま唄シーンの超重要人物でその歴史を動かしたと言っても過言ではないくらい。ニューグランドのマスターテープは紛失してしまっているそうなので、全体像が見えない謎のレーベルでもあります。もう1枚はなんとなく買って帰った珍しい鹿児島県民民謡集。B面に5曲の奄美群島のしま唄を収録しているのに聴いてから気がつく始末。



ということで結果的に重々満足な釣果をあげた奄美大島への弾丸トリップ。今後もまだまだこの奄美しま唄の探求はのんびり続くことでしょう。

昭和の日本の裏側を掘りたおす?/デ(ィ)ギン・ニッポンシリーズ第1弾『南海の唄ごえを追いかけて』これにて。


おしまい