プラハのレコードショップCD Bazar Krakovská。以前はちょっとさみしい場所にあって、細長い店には階段にまで商品がギチギチに詰め込まれていた印象に残る店だった。今回訪ねてみるともぬけの殻。窓には移転先を報せる張り紙が。
移転先へ行ってみると、そこはカレル橋を渡ってプラハ城へ向かう観光客でゴッタ返す旧市街の一角。商売的には観光客ディガーを一網打尽できる黄金ルート上だ。いいところに移転したなと思いつつ2階へ。
天井が高く広々とした店内。店のおじさんとおじいさんに挨拶。奥には違うレコードショップMaximum Undergroundがある。合体系だ。お客の入りも上々。CDがいっぱいあるのが凄く良い。
未だに美味しい音楽が埋もれている墓場、CDを何枚かおじいさんに探してもらう。値段とコンディションが折り合わず断念。この店はチェコの音楽のディストリビュートもちょこちょこやっているそうだ。
レコードもチェコとジャズコーナーだけ掘ってみる。ほんのりとチェコものが高騰しているのを実感。店によってばらつくけど。悩みまくったが、滞在最終日に財布のチェコクローネを全て叩いて1枚購入。
Adelhard Roidinger/Schattseite、600CSK。
数年後にコンピュータと格闘して作品を発表するオーストリア人ベーシスト。かつてECMにこんなに注ぎ込んだ記憶はない。なんだかいいスリーブ写真。
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