2019年2月4日月曜日

ヘルシンキ, Helsinki/Black and White Records

フィンランドの首都、ヘルシンキにはポツポツとレコードショップが散らばっている。基本的にはどの店もフィンランド国産ものは高め、あるいはクソ高めの値段設定。基本的に英米音楽が中心のマーケットだ。

その中でも質、量、お値段ともにバランスがよかったのがココ、Black and White Records。メトロのハカニエミ駅近く。薄暗い北欧の空の光を補う照明。

カウンター裏に大量のバックストックと豚!

CDコーナー。スピーカーの上に犬!壁からはトナカイ!!

奥にはかなり広いレコードコーナー。レア盤こそ少ないものの国産ものは充実。その他はたいして見ていないが期待できないかもしれない。

大量の壁レコたち。フィンランドものを1枚だけ購入。「ディスカウント?」とオヤジに聞くと、もっといっぱい買ったらな、と言われた。


Aillohaś/Sami Eatnan Duoddariid、30EU。
ヨイク復興の先導者として、のちに94年のリレハンメル五輪の開会式でのパフォーマンスで知られるサーミ人アーティスト、詩人、AillohaśことNils-Aslak Valkeapääの78年作。控えめなARP使いがいい塩梅。抑圧からゆっくりと解放されていくような芳醇なフォークロア。

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