マレーシアの有名観光地マラッカは歴史のある町だ。
歴史あるところにはレコード屋あり。この定説はこのマラッカにも当てはまった。
藝海唱片公司。中心部のJalan Bunga Raya 沿いにある。
店の奥の隅っこに昔のデットストックEPとLPが鎮座していた。状態はもちろん熱帯アジアンモンスーン気候の影響をもろに受けている。
東南アジアということで華人経営だから中華系のシンガポール盤が多かった。
そういうのは避けてマレーっぽいものを、とひとつかみ。
Andriani/Kereta Sendja、20MYR。
マレーシアガレージかなと思い購入。購入後調べてみるとマレーシアじゃなくてインドネシアのアイドルっぽいガレージポップだった。ジャケットの建物の屋根で気づくべきだった。
Orkes Melayu Purnama/Malam Gembira、20MYR。
見覚えのある顔だなあとしげしげとジャケットを眺めると、若き日のオマ・イラマとエルフィ・スカエシの歌唱。ダンドゥットの王様と女王の最初期の歌唱が楽しめる。下記のYouTubeのマレーシア盤かな?
https://www.youtube.com/watch?v=M_IQBiotCh0
結局マレーでなくインドネシア音楽2枚、スラバヤ通りのおじさん達は元気かな?
マラッカではもう一軒老舗レコード屋を発見したけどレコードの姿は確認できず。
まるで浅草の演歌ショップ。ポスターが壁にぎっしり、左下には黄清元が写っているけど、しかし見た目若いな。