[ WAX made in the USSR / first round vol.13 ]
Vinilo Oazėを訪問後、バスでカウナスの中心部に戻ってきました。冬のヨーロッパではもう真っ暗な時間で人もまばらでとっても寂しい雰囲気。カウナスのもう一軒のレコードショップImuzika, Parduotuve, Milvidを訪門(今はもう閉業したよう)。ダンス系の12インチ中心。買うものもなさそうなので、小難しい性格のアルバイトの学生と少しコミュニケーション。レコードのことなどは全く興味がないようだが、何やら小難しいパズルを解いていました。
店を後にして夜行バスでワルシャワに向かうため、バスターミナルへ向かって歩いていると、なんだか急に「だし欠乏症」を発症しうどんを食べたくなりました。地図を検索すると目と鼻の先に日本食レストランがあるという奇跡。すぐさま店に駆け込みました。
というわけで、これにてバルト三国旅の話、WAX made in the USSRのファースト・ラウンドは終了。足掛け5年もかけて書いてきましたが、実際の旅からもう7周年!Covid 19やロシアのウクライナ侵攻をキッカケになんだか遠い世界になってしまった気もします。けれどもたまに聴くソビエト時代のレコードが旅の記憶を鮮明に思い出させてくれるのもまた確かです。果たしてセカンド・ラウンドはあるのか否か?
おしまい